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城好き、刀剣好き、歴史好きは徳川美術館の「天下人の城」展へ!

tenkabito
去る7/14(金)に「天下人の城」マスコミ・ブロガー向けの記者発表に参加してきました。マスコミでもブロガーでもないですがw

hara
学芸員の原さんから発表がありまして、その後、展示について簡単にお話を聞いてくるというイベント。

何故、お誘いいただいたかというと千田嘉博先生が特別登壇!第14回名古屋歴史ナイト・夏休み特別企画「天下人の城@徳川美術館ナイト」で10分ほどLTをするからですね。あまりにもガチなイベントでちょっと焦っておりますが・・・。

■「天下人の城」とは?

群雄割拠した戦国時代、諸豪族は、その勢力を保持するために城郭を築き、均衡を保ちつつ抗争を繰り返してきました。尾張国では、織田信長が天下統一を目指して勢力を拡大し本拠を清須から安土へ移す過程で、石垣を主体とし、「天守」という高層建築を擁する独特の城郭が生まれました。信長が安土城を建造して以降、築城技術は飛躍的に発展し、信長に続いて天下を統一した豊臣秀吉は、大坂城・伏見城・聚楽第をはじめとする空前の規模の巨大城郭を出現させました。築城技術の粋を結集し、城郭普請の到達点に位置づけられるのが、徳川家康によって築かれた名古屋城です。
 この展覧会では、織田信長の居城の変遷を軸に、秀吉・家康へと繋がる天下人の系譜をたどりながら、三人に関わる城や武将の遺品・史料の紹介を交えつつ、天下の名城として名高い名古屋城の歴史と構造と魅力に迫ります。特に名古屋城天守台を築いた秀吉恩顧の武将・加藤清正について、徳川美術館に遺されるゆかりの品々を通して、その生涯を垣間見ます。

徳川美術館より引用

歴史用語でいうところの織豊期のお城がメインになっている展示です。詳しくはこちらのリンク先をご覧ください。私がウダウダ書くよりもわかりやすいです。

■城好きには「鑑賞のしおり」と「天下人の城」の書籍が必須!

shiori

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洋泉社 (2017-07-12)
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です。
しおりは英語での説明もあるので外国人向け・・・ではなくて、英語の勉強になります。城のことについて書かれているので英語なのになぜか読もうと思う気がして、知らない単語も調べながら読んでしまいます。やはり、好きこそものの上手なれ。

ムック本はこの展示に合わせて作成された本ですので、行く前に読んでおくか言った後に復習として読むかです。事前知識があったほうが楽しめるので先に買うことをおススメします。

見ておきたいのは富永商太画伯の復元イラスト。大阪城よりも大きかった江戸城の天守など、その当時を思い起こさせるイラストが展示されています。図面などでは見たことがあっても復元イラストって少ないのでこちらは貴重ですよね。他にもたくさんありますので、この地域が好きな人は見ておくしかないですね。
天下人の城展に出てくるお城マップ

■刀剣好きには「義元左文字(宗三左文字)」と「鯰尾藤四郎」

宗三左文字(刀剣乱舞) (そうざさもんじ)とは【ピクシブ百科事典】
鯰尾藤四郎(刀剣乱舞) (なまずおとうしろう)とは【ピクシブ百科事典】
こちらですね。

刀剣乱舞は知らなくても信長の野望で宗三左文字を知っている人は多いでしょうし、小牧・長久手の戦いに詳しい人は鯰尾藤四郎をご存知かと思います。これら以外にもレアな刀剣が展示されておりますので、刀剣ファンにはたまらないものとなっております。
徳川美術館で開催される、天下人の城がすごい! , IDENTITY 名古屋

ちなみに、鯰尾藤四郎の前で原さんにちらっとお話を聞いてます。
namazu

■名古屋観光もかねて、観光ルートバス「メーグル」がおススメ

なごや観光ルートバスメーグル
1DAYなら500円で何度も乗れますのでかなり便利です。時刻表にあるように本数も多いですからね。

で、大人にはこのあたりに行ってみると良いですね。
名古屋 歴まちネット,文化のみち
名古屋人でも知らない人が多いですが白壁・主税・撞木エリアは川上貞奴邸などがあって、大正ロマンあふれるエリアとなっております。

夏休みに名古屋来ることがあればぜひとも徳川美術館に行ってみてください。徳川園でお茶を飲むのもなかなか趣があっていいですよ。