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Googleアドワーズ & Yahoo!プロモーション広告 対応 新版 リスティング広告 成功の法則を読んだ

前作から3年経ってGoogleアドワーズ & Yahoo!プロモーション広告もわからないことだらけになっているので読んでみました。前作も何度も読みましたが今回も折に触れて読むことが多くなりそうです。

■ビジネスの視点から書かれています

全体を通してツールの使い方ではなくてビジネスの中でどのようにリスティング広告を活用するのか?という点に重きを置いて書かれています。予算の考え方、CPAの考え方、競合を調べることはなどはよく聞きますがそこから差に踏み込んで「ルールと仕組みを知ること」や「獲得数の最大化とCPAのバランス」など、リスティング広告だけにあてはまらない考え方に触れているので、視野が狭くなりがちな運用者の視野を広げてくれます。

ここは本当に大切でリスティング広告だけを頑張っても意味がない時があります。部分最適の総和は全体最適になりませんからね。その時にビジネスのことまで考えが及んでいると何をすればいいかもわかるし、リスティング広告でどうすればいいかもわかってくると思います。

■「だけ」じゃなく

部分一致と完全一致のどっちを使う?広告グループは多い方がいい?こういった問いは多くて回答に困るものなのですが、本の中でも書かれているように正解は一つではなくて、ある条件とそれに対する解決策の考え方で決まりしかもそれで固定ではない、ということです。

本の中で書かれているのは答えではなくて法則なので最終的な判断をどうするかは自分で考えないといけないですよね。そのためのヒントがたくさん書かれています。

■広告感(Ad sence)

ここの部分が一番ビビッと来ました。

打撃の秘訣を聞かれた長嶋さんの「スーって来た球をパシッて打つんだよ」という答えのようにとっても感覚的で教えることができないものですね。分かる人には分かる感覚なんですがここの感覚を分かろうとするのかしないかでそれから先の運用にも影響が出ると思いますので、こういった感覚的なものを意識したいです。P.109に書かれている石仏を掘る人の話は是非とも読んでおいてください。

また、
メルマガコラム | リスティング情報コミュニティー – LIC
もセンスを磨く良いヒントの宝庫です。


一通りを読み終えるとリスティング広告でやり切れていないことがハッキリするので楽しく運用していくことができるようになると思います。
リスティング広告に関わっている人は持っておくべき一冊だと思います。


以下目次
Chapter1 リスティング広告の基礎
1.1 リスティング広告とは?
1.2 仕組みとルールを知らなければ、効果的な施策は打てない
1.3 リスティング広告が注目される理由(役割で考える―多様化するデバイス)
1.4 検索連動型広告とコンテンツ向け広告
1.5 リスティング広告のメリットとデメリット
1.6 リスティング広告の限界を知る
1.7 SEO施策と合わせて相乗効果を狙おう
1.8 GoogleアドワーズとYahoo!プロモーション広告の両方を押さえる
1.9 リスティング広告で訴求できるデバイスとは

Chapter2 リスティング広告の仕組み
2.1 リスティング広告の構造を理解する
2.2 コンバージョン計測の必要性と特徴を知る
2.3 クリック単価のオークションの仕組みについて
2.4 ビジネスモデルにあわせた目標獲得単価と予算の決め方
2.5 リスティング広告の価値を向上させる4つのパターン
コラム リスティング広告開始前に最低限押さえるべきチェックポイント
コラム CPA(個客獲得単価)だけの比較は、リスティング広告の成功指標にはならない
コラム 検索連動型広告のジレンマ

Chapter3 検索連動型広告のキーワードと広告文について
3.1 キーワードマッチを理解する
3.2 部分一致と完全一致の効果的な使い分け事例
3.3 具体的なキーワード展開方法
3.4 表記ゆれ、誤変換、電話番号、ドメイン名などのキーワードを見逃さない
3.5 サジェスト機能や関連検索機能からキーワードを拾う
3.6 オフラインからキーワードを見つけ出そう
3.7 Excelを使ったキーワードの掛け合わせ方法
3.8 キーワード掛け合わせツール「karabiner」を利用する
コラム どの程度の語数の掛け合わせまで考慮すべき?
3.9 除外キーワード”で余分な広告露出を抑える
コラム キーワードから新しいビジネスを展開させよう
3.10 広告文の考え方
3.11 広告文内に検索キーワードを含める
3.12 広告文は広告グループごとに作成する
3.13 競合他社に負けないセールスポイントを見つけてポジショニングを明らかにする
3.14 必ず2つ以上の広告文でテストする
3.15 広告文は「クリックさせることが目的」ではいけない
コラム 教えられない「広告感」 (Ad sense)
3.16 検索連動型広告 成功の法則
コラム あなたのビジネスの競合は本当の競合ではないかもしれない

Chapter4 コンテンツ向け広告について
4.1 コンテンツ向け広告の種類
4.2 コンテンツターゲットを始めよう
4.3 配信先を確認してコンテンツターゲットを最適化
4.4 プレースメントターゲットを始めよう
4.5 ユーザー属性に合わせて適切な見込み顧客にアプローチ
4.6 効果的なイメージ広告を活用する
4.7 トピックターゲットで幅広く訴求しよう
4.8 コンテンツターゲット 成功の法則

Chapter5 リマーケティングについて
5.1 リマーケティングとは
5.2 リマーケティングの期間はユーザーの行動履歴から導き出す
5.3 リマーケティングのリストを「絞込みする」という視点
5.4 リマーケティングとコンバージョンオプティマイザーを併せて利用する
5.5 リマーケティング 成功の法則

Chapter6 スマートフォン向けリスティング広告について
6.1 スマートフォン向けリスティング広告の今
6.2 スマートフォン化に取り組む
6.3 スマートフォンでの検索キーワードの特性を知る
6.4 スマートフォン向けリスティング広告 成功の法則

Chapter7 さらなる最適化について
7.1 Yahoo!プロモーション広告をGoogleアナリティクスへ対応させる
7.2 アクセス解析を使ってリスティング広告を最適化
7.3 効果的にアカウントを見るための3つのコツ
7.4 トレンド分析で詳細な原因を探る
7.5 アカウント設計
7.6 仮説ドリブンでリスティング広告を成功に導く方法
7.7 リスティング広告の改善は因数分解で考える
7.8 リスティング広告のロジックツリー


「リスティング広告 プロの思考回路」を読んだ

リスティング広告のプロではないので、プロと言われる方々の思考回路を知りたくて購入しました。読んでみると規模感ややっていることも違いますが、思考の流れが分かるのでとても参考になる本でした。

■こんな時どうする?がわかる

リスティング広告を運用する際に分からないことの多くはAdWordsやヤフリスなどの管理画面・機能の部分と上手くいかない時にどうする?の二つになると思います。

前者はどこかのブログであったりヘルプを見れば何とかなるのですが、上手くいかない時にどうするか?となるとツールの問題ではなくなるので途端に難しくなります。その際にどのように考えるのかが書かれているのでとても参考になりますし、そこから自分なりに工夫もできるようになるのでこれだけでも買いだなと思います。

■事例の条件がとても詳細

  • 運用するに至った背景
  • サイトの特徴
  • 顧客ターゲット
  • リスティング広告のゴール
  • リスティング広告の月額予算
  • リスティング広告の目標CPA
  • リスティング広告以外の施策
に条件がまとめられているので、自分で応用する場合も似たようなケースを探せばいいですし、なかったとしても全部読んでいけばポイントで参考になる部分も多くありますので、管理画面を見ながらモヤモヤしていた人間にとっては救世主的な感じすらします。

運用する際に何がどこまでどうなっているのかを把握するのがまず大変なので、ここの条件に合わせてあらかじめ押さえておくべきポイントを決めておくのもいいですね。

■まさに思考の流れが書いてあります

結果的にやることだけ知っても応用が利きませんが、その行動に至るまでの考え方が事細かく書かれていますので、自分の考えの違う点、あっている点、など根本的な理解の部分を修正することができます。

ツールの使い方もなかなか難しいですが、答えがない中で答えを出すための思考回路がどうなっているのかを説明している本って数少ないので、困った時にはヒント代わりにも使えると思います。

■最終的にはお客様のビジネスを考える

何事もここに尽きるんですね。
競合であったり、自社の強みであったり、業界の動向であったり、世間の動きであったり、こういったビジネス全般に関わることの知識がないと思考回路も回らないということです。

思考を回すには今までの知識や経験を組み合わせてつなげていかないといけないので、そのためのベースとなる知識などを持っている前提になります。ない場合は調べる。そして考えるといった感じです。


リスティング広告だけでなくアクセス解析にもその他にも応用できる思考の流れが書かれていますので、こういった仕事に関わっている人に読んでいただきたい一冊です。

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佐藤康夫 杉原剛 有園雄一 岡田吉弘 高崎青史 来田貴弘 西原元一
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リスティング広告-成功の法則-を何度も読んだ

先日のガチ勉でリスティングのワークショップをやりましたので、自分で管理しているリスティング広告を見直していました。当然、勉強会の内容は反映させるまではできましたが、細かいところでこれどうするんだろう?という箇所が出てきて唸っておりました。そこで机に積んであった(ごめんなさい!)この本を手に取ってみるとあっさり解決・・・。

何度か目を通しているはずなのに全く頭に入っていないという情けなさ。やっぱり知識と経験は車の両輪でどちらが欠けてもいけないということですね。

■一気にマスターするのは無理

この本にはいろいろなテクニックが書いてあって、しかも阿部さんの文書が分かりやすいので理解したつもりになるんですが、リスティングの運用経験が浅い人にはボリュームが多いかなと思います。

まずはchapter1~3の内容をアカウントに反映させて、日々の運用でそれ以降を徐々に反映させていけばよいと思います。その間はキャンペーンの作り直しなどが何度が出てくると思いますが、その都度レベルが上がっていることには間違いがないので、根気よく続けていくことが大切ですね。

そうやって何度か作り直している間にエクセルやAdwrods Editerでの作成もできるようになるので、自分の中でリスティングのPDCAを回していくことが必要です。また、地域や曜日を絞った配信も分かってきます。このあたりがchapter4

■リスティングだけでは完結しない

リスティング広告で訪問者をサイトまで誘導することはできます。しかし、それ以降は自社の商品やサービスやwebサイトの力になってきます。広告出しました、アクセス増えました、売上変わりませんでした。といったことにならないためにも自社の特性を踏まえたサイトとリスティングの運用を続けましょう。この時にはアクセス解析も必要ですね。といったあたりがchapter5

それ以降はモバイルなのでこれは必要に応じて対応していけばいいと思います。

■結果的に阿部さんの思いが通じた

本書がみなさんの貴重な情報源の1つとなり、デスクの片隅において頂けるような「本質を」ついた書籍なれば、と心から願っています。

とまえがきに書かれていました。

冒頭に書いたように、結果的にデスクの片隅に置いてあって本質を知りたい時に手に取っていましたので、結果的には著者の阿部さんの思いにそったかたちになっていました。本質をついている内容だからこそ困った時に頼れるわけですし、そういったものは本棚に入れるよりも手元に置いておきたいですよね。

リスティングの運用は試行錯誤の繰り返しです。こういった本などから正しい知識を得ながら徐々に進んでいきましょう。

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検索連動型広告 オーバーチュア スポンサードサーチ 公式ガイド

オーバーチュアが発行しているだけあってかなり詳しく書いてあります。

■Chapter1

検索連動型広告の概念

公式サイトを見ても分かりにくいのでこちらを読んだ方が分かりやすいと思います。

■Chapter2~3

キーワードや広告の設定方法

グループ分けをきちんとしておかないと管理が大変なので、

目を通しておくことをおススメします。

■Chapter4~5

キーワードの発想方法と広告の作り方

実際にオーバーチュアのサービスを利用しようと思うと、

一番悩むのが「キーワード選び」と「広告作成」なんですが、

それに対するヒントがたくさん書いてあります。

特にChapter5-3の「訴求ポイントからタイトル・説明文を作る」

はかなり役立ちます!

■Chapter6~8

効果の確認、パフォーマンス向上、費用対効果の管理

一通り設定が終わって広告が掲載され始めてからの改善方法です。

広告の管理といっても何をしたら良いかが分からない方は、

ここを読んでみると良いと思います。

■Chapter9

実際の事例

自サイトとやっていることが違うかも知れませんが、

どのように考えて、どのように広告を活用しているかを読めば良いと思います。

値段はやや高いかも知れませんがオーバーチュアの広告を使いこなすには必読だと思います。