ズバッと解決!Google Analytics

直帰率はどれぐらいが良いの?

低ければ低いほど良い、と言ってしまえばそれだけですが元も子もないので今までの経験から説明します。

■ブログは直帰率が高くなる

ブログの場合は1記事で完結していますのでそこから他のページに行くこともなく直帰率が高めになってしまいます。80%あっても特に問題はないので気にしないようにしてください。3ページ以上見ているユーザーはブログの著者とトップページを見る傾向にあるので、「このブログを書いている人」のようなページにリンクを貼っておけば多少は直帰率を下げることができます。

■ランディングページも直帰率が高くなる

リスティング広告などでランディングページに誘導している場合はお問い合わせなどへのリンクしかない場合が多いので直帰率が高くなります。こちらも70%あっても問題ありません。ちなみにランディングページの場合は直帰率よりも問い合わせ率などを見ることが大切です。

■40%前後が多いです

今までの経験では直帰率は40%ぐらいが多いようです。ここを無理に下げようとしても下がりにくいので訪問数の多いページから特に高そうなところを詳しく見ていくと効率的です。1日の訪問数が何百万、何千万とかあって1%変化するだけでも影響が大きい場合は別ですが、そうでないのなら40%以下なら問題ありません。

■満足した直帰もある

会社の正式名称を調べようとして会社概要に来て直帰、ブログで調べものが解決した、FAQのページを見て疑問が解決した、等のように1ページで目的が達成される場合もありますので、直帰を見るサイトとページの特性から判断するようにしてください。

■すべてのページの直帰率に注意!

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直帰率を計算する際の分母は閲覧開始数です。すべてのページを見ているとページビュー数が太字で表示されますのでこれが分母のように思ってしまいますが違います。ページビュー数と閲覧開始数が倍以上違うことはよくあることですので直帰を見る時は必ずランディングページから見てください。