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人工知能と法律

毎日毎日人工知能関連の記事が出てくると人工知能って得体のしれないものでちょっと怖い感じってしますよね。IT系の記事だとこんなことができるようになるとか、これで人間に勝ったなどの先端のものばかりですから。

でも、実際はそんなことはなくて制度面との兼ね合いってことなんですね。

何故それを知ったかというといつも聞いているこちらで湯川さんが話していました。
2016年4月8日放送内容(第893回)ITスペシャル「加速するAI」 , 伊藤洋一のRound Up WORLD NOW! , ラジオNIKKEI

<伊藤さんから湯川さんへの質問>
(1)AIの、湯川さんの研究の中での位置付けは?  
(2)AIによって既存の仕事が切り替わって行くペースをどう見ますか?
(3)AIを使ってみて滑稽なことってありませんか?
(4)今回はブームで終わらないのでは?
(5)AIが進んでも、自動運転はそう簡単にできないのでは?
(6)制度の変更が追いつかないのでは?
(7)通信ラインの容量が追いつかないのでは?
(8)2020年の東京五輪あたりが分岐点?
(9)ハードとソフトが融合したら、産業としての境界が希薄化するのでは? 

1から9までの疑問って確かにそうなんですがIT家の記事ばかり読んでいると全く気付きません。ちょっと距離を置くとか反対に体感してみないと分からないんでしょうね。

更にもう一つ。
私が非常勤講師をしている愛知大学さんの学内紀要でのこの記事。
情報メディアセンター紀要「COM」
法的特異点について(PDF)

まさに「法的特異点」ですよね。

あるできことが生じたら、やはりいろんな視点で見てみないといけない。偏りははよくない。

そんなわけで自分の興味のある分野以外から意識的に情報を集める習慣を身につけないといけないな~と改めて思い、こうした「出会い」って情報収集の楽しみの一つだとも思うのです。

興味のある方は聴いて読んでみてくださいね。