改めて考えるアクセス解析の楽しさ♪

掲載日： 2012年6月11日

ここ1年ぐらい書いてきた記事ってアクセス解析をやるならちゃんとやりましょうって内容ばかりですし、最近に至ってはグチや文句の類の記事ばかりなのでここらでアクセス解析の楽しさを改めて考えたいと思います。自分のためにも(笑)。

■ツールが使えるようになると楽しい♪

最初は嫌で始めたアクセス解析ツールも使っているうちにある日突然分かるようになるのです！この瞬間がとっても楽しい！

あれを見たいからここをこうして、こうするとこんな数字も出るんじゃないかとか、とにかく見えてくるんです。分かりづらい表現かもしれませんが見えてくるんですとしか言いようがないです。

Googleアナリティクスで言えばアドバンスセグメントやカスタムレポートだったりセカンダリディメンションを組み合わせている時にこの瞬間が訪れるじゃないかなと思います。

ですので、標準的な項目を見終えてそこから先に進んでいる方々はもうちょっとでアクセス解析が楽しくなるはずです。

思い通りに数字が出せるとユーザーが見えてくるようになります。この瞬間がとっても楽しい！

見ているのは数字だしユニークユーザーで追っているわけでもないんですが、見たいものが見れるようになると数字じゃなくてユーザーの心理状態を追いかけていくようになっていきますので、実際のユーザー像が浮かぶんですよね。

これは問題点を見つけて原因を追究している時に出てきやすいので、この時はメモをとったり独り言を言いながらツールに向かってみてください。点であった現象がつながって線になって像になります。

この数字が出るのならこの数字は出ないの？って聞かれるようになります。この瞬間がとっても楽しい！

今まで見れなかったものが見えるようになるので、Webサイトで何かしたかった人たちは色々知りたがるんですよね。その要望に応えている時ってとってもやりがいがあります。それまではブラックボックス的だったWebサイトに日があたる感じがするからです。

レポート作成って最初は大変なのでそれが上手くいった時に訪れる瞬間ですね。

しかし、これが続くと楽しくなくなってくるんですが(笑)

問題点に気づいたら改善するんですがその提案がピタッとはまる時が出てきます。この瞬間がとっても楽しい！

提案内容って責任もついてきますので時間をかけて考えて何度も見直すというけっこう大変な仕事です。それだけにそれが上手くいくととっても楽しいのです。気分的には占い師か予言者かといった感じです(笑)

しかし、これも毎回と求められると疲れてくるんですが(笑)

基本的に解析をやっている人は孤独なので話し相手を求めるようになります。これが見つかると楽しい！

日頃のレポーティングの悩みやツールの使い方の悩みや提案についての悩みを話せる相手がいるというだけで幸せなんです。

私がa2iに参加した理由もこれですし_gaTrackerなどにできるだけ参加しているのもこの理由です。

アクセス解析をやっている方々は気さくな方が多いので、イベントなどには積極的に参加して交流を持つことをおススメします。レベルが合わないとかそういったことを考えずにとにかく会って話すことでスッキリしたり分かることってたくさんあります。

自分がツールをいじって気づいたことを何気なくブログに書いてどこかで反応がある時があります。この瞬間がとっても嬉しい！

アクセス解析って業種・業態・規模・地域などによってやることが大きく変わります。ですので、ずっとアクセス解析をやっている人たちでも知らないことってたくさんあるんですよね。そんな時に自分が書いたブログが著名な人にRTされたりすると感動するわけです。

一度取り上げられると今度もいい記事を書こう！と思ってもっと頑張れるようになるのもいい効果です。

皆さんはどんな時にアクセス解析が楽しいと感じますか？
ここに上げた以外にも楽しい時があればコメントやTwitterで教えてください～。