「男はなぜゴルゴ13が好きなのか」で1人だけ訪問があったので考えてみました

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「男はなぜゴルゴ13が好きなのか」って言われてもこれはかなり難しいです。
私がなんでゴルゴ13を読み始めたかというと中学時代の友達の棚瀬君が読んでいたからなんですが、何で好きになったのかがよく分からないです。読み始めた時はリイド社のコミックスで60巻前後で「闇の封印」とか「シーザーの眼」を読んでました。

闇の封印は読みごたえのある内容で、ここ最近のゴルゴにはない重厚なストーリーでした。政治がらみの話でも今のは軽いですからね・・・。

シーザーの眼は何と言ってもラストでしょう。ご存知の方は、どうやってあそこに登ったんだ?と思うでしょうから(笑)。

で、そんなこんなで読んでいくうちに昔のゴルゴが読みたくなって、当時はブックオフなどもなく近所の古本屋に大量にゴルゴがあったのでどんどん買ったわけです。100円ぐらいで買えましたね。ネットがないころなので全巻そろえるのは至難の業で古本屋を何件も梯子しても見つからないのもありました。ネットって便利だな~って思いますが、こういった探す楽しみのが無くなってしまったのが残念でもあります。

こうして揃えているうちに「穀物戦争」に出会いました。
これは名作で読めば間違いなくゴルゴファンになってしまうであろう作品です。

どんな内容かは読んでもらうしかなくて、ネットであらすじを読んでもその良さは分かりません。また、複数の話に分かれていますし、登場する「藤堂」は他の話にも出てきますので、なんだかんだで全巻読んでしまうことになると思います(笑)。

ゴルゴ13って単なる狙撃手(スナイパーと読んでください)の話ではなくて、ゴルゴが全く出てこなかったり数ページしか出てこない話もあるのが魅力なのかもしれません。ゴルゴというキャラじゃなくてストーリーに惹かれるんですよね。ネオナチとの戦いや出生の秘密とか。

ゴルゴ以外のキャラではデイブ・マッカートニーが有名ですね。いつも無理難題を押し付けられながらも結局ゴルゴの要望通りの銃などを作ってしまう凄腕職人です。デイブ以外では「軌道上狙撃」に出てきたファーガソン准将、「デッド・アングル」のカッツ・ドーベル、「複合標的群」で名前だけ出てきたゴー・クイ、などが記憶に残っています。

そんなこんなで、私がゴルゴを好きなのはその徹底したプロ意識にあります。

  • 依頼を果たせなかったら全額返金
  • 二重の契約は請けない
  • 費用対効果お構いなしで結果のためにお金を突っ込む(島買って飛行場作るとか)
  • 業務遂行率99%以上
  • 時にはなけなしのお金でも請ける優しさも

現実のことや生活を考えるとこういったことってできないのですが、やはりプロである以上こういった意識でやらないといけないと思ってます。工数がかかったからとか言ってても仕方がないですよね。依頼側に関係ないんですから。

こうした、非現実的なようで現実的なところがゴルゴ13という漫画の魅力なのではないのでしょうか?

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