敷田憲司さんとギラヴァンツ北九州とJ2全般についてお話ししました。

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個人的にスポーツが好きなので誰かと話してみよう!という安直な企画です。なんとなくwebの業界にいますので、その業界の皆さん限定でシリーズ化しようかと思っています。

記念すべき初回はサーチサポーターの敷田憲司さんです。

まずはギラヴァンツ北九州のお話

森野:何の打ち合わせもしていないのにお互いに正装で登場ですね(笑)。しかも背景にちゃんとスポンサー入りという。

敷田:こうしないといけないだろうなと思ってました(笑)。

森野:さて、敷田さんが北九州のサポーターなのは北九州出身だからですよね?

敷田:そうですね、ちゃんと応援し始めたのはJ2に上がってからなので10年前からですね。その前のニューウェーブ北九州のころはニュースを仕入れる程度で本気度は低めでした。

森野:10年前だとJ3はまだないころですね。

敷田:里帰りついでに見に行くぐらいでしたね。当時は本城陸上競技場で試合をしていまして、ミクスタ(※ミクニワールドスタジアム北九州の愛称)ができるときにふるさと納税でお金を出したんですよ。そうすると個人スポンサーみたいな感じで、ミクスタにプレートが張り出されるんですよね。

森野:お~、それはうらやましい!知り合いとか家族に自慢したくなるやつですね。うち(※ポカリスエットスタジアム)は陸スタ(※陸上用のトラックがあるスタジアム)なので選手が遠いんですが、ミクスタは専スタ(※サッカー専用スタジアムのこと)なのでそれもまたうらやましいです。

敷田:小倉まで行けば新幹線が止まるし、駅から歩いて7分なのでほとんど濡れずにスタジアムまで行けるのも便利ですよ。名物の海ポチャ(※スタジアムが海の真横なのでボールが海まで飛んでいくこと)もありますし(笑)。

森野:あれは船が待機しているんですよね(笑)。昨シーズンは惜しかったですよね~。快進撃の後にちょっと息切れして最終的には5位でしたので、通常のシーズンであればプレーオフでした。

敷田:以前も5位に入ったんですが、そのときはスタジアムもなくて、J1資格がなかったからということで、プレーオフに出られなくて。じゃあ、ちょっと早めに前倒しぐらいの感じでやっちゃおうよみたいな感じで前倒しでスタジアムを建設したんですけれども、そうしたら……。

森野:落ちるという…。

敷田:まさかこけら落としがJ3か!とか思いながら見ていましたけれども。

森野:そして、2018シーズンはまさかの最下位。

敷田:あのときは、もうしようがないというか、やることなすことうまくいっていないみたいなところはあったので。それこそJ3に落ちて1年目が9位で、あまり振るわなかったから、じゃ、今年こそとなったら、もう全然。それこそダヴィとかフェホとか、助っ人をがーっと入れて、何とかてこ入れしようとしたけれども、空回り、空回りみたいな感じになっていたから。まあ今年はしようがないわと、途中で半ばもう何か。

森野:チームにフィットしない外国人選手を入れると個人技で勝てる時期はあっても、最後まで続かないですよね。

敷田:ダメなパターンの典型です。それで、小林伸二さんになって、J3で優勝して。あれも驚きでした。

森野:J3から上がってくると、一通り当たるまでは上に行くチームが多いですよね。

敷田:そうですね。大体そうなんですよね。上がってきて1年目って、初めはノーマークというかほかのチームもあんまり警戒していないので、1周り目ぐらいまではうまくいくんだけれども、1回当たるとやっぱり対策されますよね。

森野:けが人が出てしまったのも痛かったですね。

敷田:最終的には、ちょっと勝てないところもあったけれどもいい感じだったと思います。逆にそのままストレートでJ1に行っていたとしても、多分また4チームの中に入って落ちちゃうというのがあったから、ああやって現実をちゃんと知ったほうが、選手もサポーターも、そうですよねという感じかなと。

森野:小林監督は徳島を率いていたこともありますし守備的なイメージだったんですが、攻めるチームになってますよね。それこそDAZNで解説している人が「自分の知っている小林さんと違う」といっているぐらいで。

敷田:言い方は悪いけれども、J3では少々粗くてもがあっても行けるだろうというのがありましたが、J2になるとあそこまでうまくいかないだろうなと思ってました。でも、1年間ずっとポゼッションを貫きましたからね。

森野:えらい変わりました。あんな前から行って行くんだと思って、後半落ちるでしょって思っていても落ちない。

敷田:今まで90分走れなくて、最後にばてちゃうから、それが嫌だみたいなところをサポーターもそうだしスポンサーとかも言われて、じゃ、まずはフィジカルを鍛えて、90分走れるチームにしようと。前からどんどん行こうみたいなところになって、ぶわーっと。だから、練習はやっぱりすごいきついらしいです。今年のキャンプのやつを見ていても、みんなきつそうで。

森野:ただ、昨シーズンは過密日程でしたよね。見ている方ももう試合なの!みたいなので最後はあっという間に終わった感じでした。

敷田:夏ぐらいまで結構走れていたから、もしかしたら、これだけフィジカルを鍛えているから、いけるんじゃないかと思ったら、やっぱり負け出して、今までの疲れがたまっているのが出てきたのかなという感じです。

森野:ターンオーバー(※選手を休ませる)すると選手層も影響しましたよね。

敷田:ターンオーバーのところでいくと、やっぱり選手層が、どうしてもスタメンのほうが調子がいいからということで、あんまり替えにくいというところもありました。じゃあ、控えの選手たちが出たらどうかといったら、思ったより機能しないなという選手もぶっちゃけいたしみたいなのもあったし。

2021シーズンの北九州はどうなる?

森野:昨シーズンといえば、個人的にはディサロ、椿、村松あたりだったんですけれども、ディサロと椿はいなくなっちゃいましたもんね。

敷田:ディサロが清水で椿がオーストラリアですね。町野が湘南で鈴木国友が山雅、加藤弘堅がヴェルディ、永井堅梧もいなくなったし、池元は引退。

森野:昨シーズンは良かったので、いわゆる「目立ち」ましたよね。

敷田:小林監督も「こんなに出ていくの!」とびっくりしたそうですし(笑)。

森野:小林監督ってGMも兼任でしたよね?であれば、出て行ってもちゃんと売れていればいいですよね。

敷田:レンタルの選手で回していたのでそこはちょっとわからないですね。それよりもディサロのように個人昇格でJ1に行ってくれればいいのですが、同カテゴリーかだとやっぱりお金ですかね、となるんですよ。

森野:小さなクラブの宿命といえばそうなんですが、歯がゆい部分もありますよね。

敷田:小林監督も言っていたように、別に個人昇格とか、出たいとか、出てみないと分からないんだったら、行ったほうがいいと。また縁があったら戻ってくることもやっぱりあるだろうから、そこは北九州出身とか、いわゆるうちが育てたじゃないけれども、そういうところは誇りを持ってくれればいいやと言っていて、それは確かと思います。

森野:でた。「うちが育てた」(笑)。

敷田:それこそ徳島にいた渡大生も出て行っちゃうか~と思いながらも、うちが育てたと思いますよね。

森野:下のカテゴリーはこれが楽しみといえば楽しみですよね。で、今年は前川大河、六平、井澤春輝あたりが入っていて前川と井澤は元徳島ですね。

敷田:小林監督はちゃんとこのへんもやっていてFWが抜けたけど大卒を2人獲得するとか。

森野:村松が残ったのは大きいですよね。身長が低いのにCBで頑張っていて応援のし甲斐があります。

敷田:1年目だけれども、結構活躍していたから、ちょっと危惧していたんですよ。ばれるってやつです。

森野:今どきはDAZNもあるし見放題なのにばれないで~って思いますよね。今年も前から行きますか?かみ合わなくなった時に守備的に戻るってことはありそうです?

敷田:去年がうまくいかなかったときでも、ポゼッションにこだわったから、全く駄目でも戻さないと思いますね。

森野:お、そうなんですね。いわゆる小林さんっぽいサッカーが保険になるのかなと思ってました。

敷田:昨シーズンうまくいかなかったときに戻すのかな?と思って見ていたんですけれども、全く駄目なときに戻さなかったので、ああ、もうこれを北九州のサッカースタイルだと決めたんだなと思ったんです。むしろ全然駄目で、もう成績が振るわないとなったら、辞めますと言うと思います。

森野:言いそう!小林さんは辞めますとさらっと言いそうですよね。分かる。

敷田:本当によほどずーっと負けっ放し、初めのJ2に入ったときに1勝しか1年間できなかった、あんなぐらいにならない限りは、サポーターもチームも変えろとかは言わないと思います。

社長が小林さんを引っ張ってきたときがそうだったんですよ。北九州の走り切れないというのをまず改善したいというのと、攻める姿勢を見せるサッカースタイルを確立したいというところがあって、小林さんが入ったということがあります。そこのフィロソフィーのところから変えたいとなったら、じゃ、俺がいる必要はないよねとばっと辞めると思うので。

森野:そうですよね。3~4年スパンぐらいで見て、誰か替わるにしても、それに合ったようなスタイルの監督を見つけてとなりますよね。

敷田:それこそ今、小林さんの下にいるコーチの天野さんとか、小林さんのやり方というか、今のやり方を知っている人が昇格して上がってくるみたいなところになると思います。それか、小林さんのことを勝手知っている人たちとかがなると思いますね。

森野:天野さんはS級は持ってないんですね(ネットで調べながら)。

敷田:今年から取りに行くという話を聞きましたので、将来を見越してということかと思ってます。

このあたりからJ2全般の話に

森野:最近はこうしてフィロソフィーから作っていくクラブが増えてきましたよね。

敷田:言い方は悪いけれども、プロだから、結果が出なきゃ首を切られるというところがあるから、となると、ただ首をすげ替えていくだけで、それをずーっと続けるのとなったら、やっぱりそれじゃ駄目だよねということに気づき始めたというか。

森野:セレッソみたいになっちゃうと、サポーターもどうなの?って思いますし。え?クルピ?ロティーナは?ですから。

話がずれてきましたが、今シーズンはやっぱり昇格が目標ですか?J2も落ちるのは4つなのでかなりきついですが。

敷田:もちろんやるからには昇格、J2優勝ですよね。ただ、長崎は相変わらず強そうだし、大宮も資金力があるし、個人的に好きな鄭大世が町田に来るし。

森野:来ないでJ2ってやつですね(笑)。

敷田:昨シーズンなんか清水から新潟にきて9得点だし、町田戦ではハットトリックですからね。

森野:九州はチームが多いですから、昨シーズンはどこか1チームだけ出てこればいいんじゃない?と思ってました。このあたりのライバル関係はあるんです?あそこだけには負けたくないみたいな。

敷田:九州はバチバチのライバルってあんまりないんですよね。松本と長野みたいなのです。

森野:あそこはもう完璧なライバルですよね。長野がJ2に上がってくるのかなと思ったんですが、最終節に相模原に決まってしまいましたね。

敷田:相模原が上がってくると町田との試合が楽しみですよね。

森野:あ、それもありますね。しかし、神奈川はJクラブが多い。マリノス、横浜FC、川崎、町田、相模原、湘南、YS横浜。いや、町田は東京ですね(笑)。愛知はグランパスだけ。

敷田:町田GIONスタジアムと相模原ギオンスタジアムという間違えやすいスタジアムもありますし(笑)。

あとは水戸も気になりますね。見ている分にはすごい楽しいです。感情が上下するから。取った、取られた、取った、取られたといって。

森野:秋葉さんですね~。あの人はインタビューがとにかく面白い。うちの昇格を阻止したときに、開口一番でにやけながら「ありがとうございます」ですからね。ヒールすぎですわ(笑)。

J2は、ほかのJ1、J3よりも個性的なところが多いですよね。栃木とか大丈夫なのというぐらい走るじゃないですか。

敷田:それだけ守りとかにも負担をかけちゃうからキーパーが重要で、オビ君が出てきたけれども、出てきたらマリノスに戻されるという。

森野:あれは栃木はかわいそうだった。いいGKキタ!と思ったらすぐにさようなら。

敷田:下のカテゴリーへのレンタルの宿命ですね。北関東で言えば群馬の大前を見ると「もっと体を絞れ」といいたくなるんですよ(笑)。前でふらふらしているだけ。おまえ、体が重いんだろうと言いたくなりますもん。

森野:わかる!でも、決められました(笑)。大前はいい個性を持っているのでどうしても見てしまう不思議な選手です。あとは磐田も気になりますよね。

敷田:今回ゴンが入ったし、前田遼一も入ったし、どう変わるんだろうというところが気になります。

森野:ゴンはコーチタイプではないような気がするんですけどね~。小川航基を育ててくれるとよいのですが。

敷田:小川航基が水戸にいたとき、すごい活躍していて、戻ったからそのままでいくのかなと思ったら、思ったよりあれっという感じだったというのは正直ありますね。

ボールが回ってこないというか、ほかの選手がいいと、やっぱり選択肢としてそっちに行っちゃったりとか、パス回ししてというのがありますよね。もちろんチャンスはその分減るというのは分かってはいるんですけれどもね。でも、思ったより、もうちょっとかなと思っていたので。

森野:小川航基はもどかしいところはちょっとありましたね。ルキアンがいたから、あっちを狙っちゃうかなとも思いながら。

敷田:、その逆もあるんですよね。そうやって小川ともう一人組むほうがいいから、敵はそっちばかりに集中マークすると、今度小川が全然フリーで持てるみたいなところがあったりするとなるので。

森野:なるほど、だからジュビロはもうちょっと上に来ると思っていたんですよ。

敷田:それを言うと京都と千葉も。

森野:千葉はちょっと下の方が危なくなってきたというか…。なぜかみんな千葉については心配していますよね。

敷田:千葉も結構お金があるほうだから、監督が尹晶煥さんになって期待していたんですけれどもね。期待していたというか、もうちょっと上に行くだろうなと思っていたら、今年は空回りしていた感があります。だから、それこそ今シーズンが勝負なんだろうと思います。

森野:もっとガチガチに鍛えまくると思っていたんですけれども、何か想像と違いましたね。あとは…秋田が上がってくるんですよね。吉田監督は楽しみ。

敷田:秋田も始まってすぐの1回りするまではすごいいいと思います。去年のJ3を見ていると、確かに秋田だけはどうしても図抜けていたので。

森野:とにかく強かったです。取られても取り返しそうな雰囲気がありました。

敷田:やっぱり攻める意識があれだけ強いと、取りますよね。精度も高いし。

森野:あとは…山口が霜田さんから渡辺晋さんになりました。ポジショナルプレーでどこまでやるのが気になります。

敷田:霜田さん、結構好きだったんですよ。やっているサッカーは結構手堅いし、すごく選手育成がうまいですよね。

森野:ですよね。毎年取られ放題ですもんね(笑)。

そろそろ収拾がつかなくなってきたのでこのあたりで終わりたいと思います。

敷田:え?徳島の話は?

森野:徳島は徳島単体でどこかで話しましょう!

まとめというか

お互いに応援しているチームがJ2にいたので無限に話が続く感じでした。そして、なぜか気になる千葉。北九州はかなり選手が変わったので小林監督がどんなチームにしてくるのかが楽しみですね。

話したい人募集!

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