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仕事は“6勝4敗”でいい 「最強の会社員」の行動原則50を読んだ

何をもって最強とするのか?といいたくはなりますが(本を売るためだからでしょうけど)、出口社長の行動原則を知りたくて読んでみました。感想としては入社~5年目ぐらいに読んでおくととっても役立つ本だということと、それ以降では部下にアドバイスする時や自分の今を振り返るために役立つ本ですね。

■「数字、ファクト、ロジック」と「正攻法」

ここがもっとも言いたいことではないかと思います。
事実を客観的にとらえて論理的に整理して奇策を用いずに愚直に正攻法で攻める。

当たり前のことですが面倒ですし大変ですしなかなか成果につながらないので敬遠されがちですよね。しかし、それが一番の近道で自分を鍛えるには最も適した方法だということが書かれています。中途半端に策を弄して上手くいかないと激しく後悔することは間違いなく、一歩間違うと手抜きととらえかねません。

その一方で資料作成などはスピードを重視するとも書かれています。
それは効率優先ではなくて要点を押さえた7割がたの資料を早めに見ることができれば、残りの時間で資料の細部を詰めることができてより良いものができるからです。作り込まれた資料でも上司とすれば出てくるまでは不安で仕方ありません。要点を押さえているかの確認はできるだけ早い段階でクリアしておきたいですね。

ちなみに6勝4敗は全体を通してほとんど出てきません。

■その他、気になった言葉

  • 再就職先に困らない人が最強の社員
  • 小さい丸より大きい三角形、小さい丸より大きい四角形
  • スタート地点は「仕事は楽しくないもの」
  • 嘘をつくと、後々しんどいことになる
  • 上司に言い負かされるようでは、自分が無能だと思え
  • 失敗の後こそ、腑に落ちるまで徹底的に考える
  • 人から学ぶ、本から学ぶ、旅から学ぶ
  • 古典を読んで分からなければ自分がアホやと思いなさい。新書を読んで分からなければ書いた人がアホやと思いなさい
  • 相手をよく観察し、相手のタイミングに合わせ、相手の立場によって提案する

これ以外にもたくさんありますが改めて読み返すとこのあたりは肝に銘じておこうと思います。

全体的に読みやすく書かれていますので大学生の人でも読んでおいて損はない本です。

出口治明
朝日新聞出版 (2012-08-07)
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