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AIを使って心が乱されない人になる方法

メールひとつで心が揺れることってありますよね。忙しいときに限ってイラっとするメールが届いたり、それを夜に見て眠れなくなったり。相手に悪気があるわけではないのに「嫌な言い方だな」と引っかかってしまう。冷静に返信したいのに、感情が先に出てしまうこともあります。誰もが経験することだと思うんですが、AIを使うことによって心が楽になる(と思う)ので私がやっている方法を紹介します。

感情の正体を考える

まず大切なのは「なぜ自分はこの言葉に反応しているのか」を考えることです。

  • 上から目線に感じた
  • 自分の努力が軽視された気がした
  • 急かされているように思えた

などなど、同じ言葉であってもある人は気にならず、別の人は強く反応したりします。その違いは、自分の価値観や過去の経験にあるような気がします。たとえば「急いでほしい」という言葉に敏感に反応するのは、過去に無理を押し付けられた経験があるからかもしれませんよね。

「自分はこういう表現に弱いんだな」と気づくだけでも、次に同じことが起きたときに心の揺れは小さくなります。

メンタルトレーニングの先生も「自分の感情を認識して、その感情が出たときにどうするのかを決めておく」と良いといっていました。感情を否定するのではなく認めたうえでどうするかという話です。

思いをAIにぶつける

感情の正体が少し見えてきたら次のステップは「書き出すこと」です。心の中だけで考えていると感情が膨らみがちですが、言葉にすると冷静に見られるようになります。

例とえばこんなメールやチャットが来たとします。

上司:この案件はいつできるの?昨日も聞いたし今日も聞いたので早く回答してください。

自分:なんでそんなに急かすんですか?こっちにも事情がありますし、今から回答するところでした。

反射的に返事をしてしまうとこうなりがち。次の展開は想像できますよね。

こんな時はそのままの気持ちをAIに入力して「丁寧にしてください」と依頼すると良いです。上記の例だとこんな感じになります。

「ご連絡ありがとうございます。いただいた件について調整を進めております。まとまり次第ご報告いたしますので、少しお時間をいただけますと幸いです」

相手に送る前にAIを挟むだけで、相手を怒らせることもないですし、自分の感情も落ち着きます。

私は罵詈雑言というかなんというか、自分の思いのたけを感情のおもむくままにガ~ッと書き出してからAIに丁寧にしてもらってます。ストレス発散にもなるし丁寧な返事の勉強にもなります。

感情を揺さぶる相手をどう見るか

ついイラっとさせられる相手は、実はありがたい存在でもあります。

相手の言葉に反応することで「自分はこういうときに心が揺れるのか」と学べるからです。

ストレスに見える出来事も、AIを使って整理すれば感情のトレーニングに変えられます。感情を揺さぶられた経験が冷静さや忍耐力を育てる小さな練習になる…と思ってます。

さらに、こうしてAIがいろいろやってくれる時代に、こうして感情を揺さぶるメールやチャットをしてくる人は貴重な存在でもあります。自分のために時間とエネルギーを使ってくれているのですから(実際はそのエネルギーを発電か何かに使ってほしいですが)。

幸せにつながる(と思われる)実践的なステップ

すぐに取り入れられる実践法をまとめます。

  1. イラっとしたらその気持ちをまず書き出す&吐き出す(箇条書きでもよい)
  2. そのまま送らずAIに整えてもらう
  3. 相手との関係性を考えて、AIっぽさが出すぎないように自分の表現に変える

感情に振り回される出来事を自分を整える機会に変えていけると心は少しずつ軽くなりますし、負の感情のぶつけ合いにもならないので無駄な時間を過ごさなくても済みます。

ちょっと考える、ちょっとAIにお願いする。

これぐらいならできますよね?

毎日堂

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カテゴリー: AI