運営堂ブログ

なんとなく思っていること。Google アナリティクスとTableauとAIアナリストをどうするか。

なんとなく自分が思っていることをうだうだと書いてみます。

昔というか今もやっていることですが、Google アナリティクスを見てカスタムレポートやセグメントやらを設定して改善点を見つけてレポートにして提案するという作業がとっても煩わしいというか、スピード感がないように思っています。

設定に関しては肝の部分なので必須。ここに時間をかけるのは何の問題もないです。

問題はその先。

ここが気になるな~と思ったことを掘り下げていくときに、Google アナリティクスではどうしても遅い。思ったデータを見るのにいちいちセグメントしたりしていると動いていた頭が止まってしまうし、数が多くなると設定が面倒だし、その設定も毎回使うかといわれるとそうでもない。これがものすごくストレス。

Google アナリティクスはデータを取ってトレンド見るというか定点観測をするためのツールで、問題を発見して掘り下げていくのには向いてない。なので、定点観測用の比較的安価なレポート作成ツールがあると助かるわけです。

掘り下げるにはTableauが良いよねって思うわけです。問題と改善点の発見が早くなりますので。それを見つけるにはTableauを使い慣れないといけないわけで、時間をかければ解決することです。

この次には提案というか誰かに伝える作業が発生しますがその場合にTableauは向いていない。あくまで数字を使いやすくして、見やすくするツールなので。

そうなるとAIアナリストのように提案までしてくれるものが欲しくなる。文章で説明してくれますからね。

提案されたときに慣れるまではAIがどう考えているかを知りたくなるので、確認するにはGoogle アナリティクスよりもTableauがあると早いかもしれないし、そもそものGoogle アナリティクスの設定も直さないといけないかもしれない。


で、何を思っているかというとTableauの部分をすっ飛ばしてAIアナリストだけに依存できないか?ということです。

中途半端にGoogle アナリティクスが使えたりするので、どうしてもAIが出した答えの根拠が知りたくなるんですが、そもそもそんなこと知らんでもいいのでは?って思うんです。

これって二つの考えがあって1つ目は、AIを使う時代においては当たり前なことで、人間が考えているよりもすごいことを見つけてくれているんだから、根拠なんてどうでもいいと思う考え。2つ目はAIとうまく付き合うためにAIを理解するという観点からTableauを使うという考え。

人間なら相手の考えを理解しないとイカンけどAIの理解って必要なんでしょうかね?
理解の速度よりも早く進化しちゃったら不要では?
AIにもっとうまく動いてほしいから伝えるべきことを人間が見つけてあげる?

などなど。

Webサイトの改善を人間がちまちまやっているのは、とっても非効率だというこということがわかっていても、小規模のサイトでデータが少ないところでは人がやるしかないようにも思う。


時間がたてば答えが出ていると思いますが、AIが出始めの今ではもやもやというかなんというか、いろんなことを考えるわけです。


※TableauとAIアナリストに関しては自分が使ってみて良さそうだったので書いただけで、書いてくれといわているわけではないです。他に良いツールがあるかもしれません。

【追記アリ】ページ解析がなくなった!Google アナリティクスの新UIが反映されてきているので現時点でわかる変更点などを

新GA
じわじわとGoogle アナリティクスの新UIが反映されてきているので現時点でわかっていることをまとめておきます。まずは上の画像をよく見てみてくださいね。

※2017/02/01 ユーザー獲得が集客に戻る。デフォルトの期間の設定方法追加
※2017/01/27 ページ解析の拡張機能の追記
※2017/01/27 公開


ログインすると前回見ていたビューのユーザーサマリー(概要)に

今まではホーム画面でしたが以前に見ていたビューのユーザーサマリー(概要)になります。
複数のサイトを持っている人はこれはこれで不便かも。

サマリーが概要に名称変更

上にも書いたようにユーザーや行動のサマリーが概要に名称変更となっています。
他にもサマリーという言葉は概要に置き換わっています。

集客がユーザー獲得に名称変更←集客に戻りました

なんでこうなったかは謎。
「ユーザー」という言葉は誤解しやすいので集客が良かったんですけどね~。


2017/02/01 集客に戻りました。GAあるある。


その他の名称変更

  • リアルタイム>コンテンツ→行動
  • ユーザー>ユーザーの分布→ユーザー属性
  • ユーザー>インタレストカテゴリ→インタレスト
  • ユーザー>ユーザーの環境→テクノロジー
  • 行動>サイトの速度>速度の提案→読み込み速度に関する提案
  • 行動>ウェブテスト→テスト

デフォルトでのデータ表示期間が過去30日間→7日間

今までは30日間だったものが7日間になっています。
30日にしたい人はキーボードでd→30の順に押すことで30日に変更しましょう。

2017/02/01 設定で変更できました。
Google アナリティクス 2017年新UIでの「デフォルトの期間」の変え方 | マーケティングBlog | ミツエーリンクス
をご覧ください。

管理メニューとカスタムレポートが左側に

管理メニューは左側の一番下に、カスタムレポートは一番上に移動しました。
マイレポートやショートカットもカスタムに入っています。マイレポートを見るのに1クリック増えたのはちょっと嫌ですが、使う人が少ないんでしょうね。
左メニュー

管理メニューって使ったことがない人も多かったのですが、ここに来ることで目に付きやすく認知度も上がるように思います。

左メニューを閉じる矢印が一番上から一番下に

今までは細かすぎて伝わらなかった矢印が大きくなって一番下に移動しました。
左メニュー閉じる

複数のメニューが開けない

これはどういうことかというと、こういったことができなくなったわけです。
旧大カテゴリメニュー

例えばユーザーのカテゴリにあるレポートを見ていて、行動のカテゴリのレポートを見るとユーザーのカテゴリが閉じてしまいます。スクロールしなくていいのは便利ですが、いちいち閉じたり開いたりするエフェクトが邪魔臭いです。

管理メニューにも左メニューが

管理メニュー
今まではレポートをクリックして戻っていた手間が省けるので便利になりました。

ページ解析が廃止

これは要注意!
人気のメニューかつ誤解の多かったページ解析がなくなりました。
ヒートマップで代用できちゃいますからね。
でも、プロパティ設定の画面には「ページ解析を開始」の設定が残ってます。

※2017/01/27 追記
Chrome 拡張機能「Page Analytics」 – アナリティクス ヘルプ
からChromeの拡張機能としてページ解析を追加できます。

なぜかeコマースに「新規」が

何も変わってなさそうなのに新規。
しかもNEWでもない。ちなみに他のNEWだったものも新規に変わってます。
eコマース


今回の変更は初めて使う人にもわかりやすくなった感じですが、今のUIに慣れている人はちょっとイラっとすることもあるかも。

こんなところですが変更があれば随時更新していきます。

Google アナリティクスで「テストトラフィックを送信」なるものがあった

テストトラフィックを送信

Google アナリティクスのプロパティ設定に「テストトラフィックを送信」なるものがありました。データが取れているのかどうかがわからない人のための機能かなと思います。

ここをクリックすると別ウィンドウが開いてこんなURLになっています。
テストトラフィックを送信-2

で、リアルタイムで確認しろとなっているので確認するとこの通り。アクセスがあってめでたしめでたし。
リアルタイム

■ちょっとだけ補足

▼別ウィンドウで開くページはプロパティ設定のデフォルトのURLで設定したページとなります
ここにアクセスできないとかリダイレクトされるとうまくいかないと思います。

▼?utm_source=analytics_test&utm_medium=referralのパラメータ
参照元が「analytics_test」でメディアが「参照元」という意味です。
何故こうなっているかというと、リアルタイムの上位の参照元はメディアが参照元(referral)しか表示されないためかと。

▼集客>すべてのトラフィック>参照元/メディアには「analytics_test / referral」と表示
これはそのまま出ます。

▼オプトアウトアドオンなどで自分を除外していると何も出ません
当たり前ですがよくはまるので書いておきます。


アクセス数の多いサイトですと自分でアクセスしてもリアルタイムではさっぱりわからないので、こんなパラメータを付けてテストするようになっているんでしょうね。


Windows7以降のPCでCaps Lockキーを押すと入力モードが変わるのを解消する方法

capslock
Windows7以降(8,8.1,10)になってからCaps Lockキーを押すと入力モードが変わってしまって、いつの間にか日本語or英語入力になってしまいます。

Caps Lockキーって「A」の近くにあるのでうっかり押しやすく悩んでいる人も多いかと思います。この何ともイライラする現象の解消法です。

■Microsoft IMEのプロパティから変更できます
全般>編集操作>キー設定で変更>*キー欄の「英数」で「入力/変換済み文字なし」の項目を削除
です。

動画を見てもらうとわかりやすいかと。既に削除してしまっているのでマウスでグルグルしている部分を削除してください。



よく見るとCaps Lockキーって「Caps Lock 英数」って書いてありますよね。今回はここの「英数」の部分の設定変更でした。

「水煮三国志」を読んだ

三国志を知っていてマーケティングや組織運営などに興味があれば読むしかないです。というか読まない理由がないです。必読。

それはこの紹介分を読めばわかります。

漢の初代天子である劉邦の末裔であることを知った劉備は一念発起して超難関大学に入学し、生涯の友となる関羽と張飛に出会い、いずれは三人で起業することを誓う。三人は卒業後、やり手ビジネスマン董卓のマルチ商法会社に見習い社員で入るが、そのやり方についていけず入社を断念、徐州電器に職を得る。同社社長の陶謙に気に入られた劉備は次期社長に推されて就任する。しかし、副社長として迎え入れた大学の同窓生、呂布に謀られて社長の座を奪われ、曹操がCEOを努める東漢公社に転職する。その後、同社を突然退職し、皇族商事を興して、劉表が社長を務める荊州電器の製造する「皇族」テレビの販売代行を行う。このとき、諸葛孔明を参謀に迎え、関羽、張飛らとともに、曹操の「英雄」テレビ、孫権の「小覇王」テレビに市場シェア奪取の戦いを挑む。
劉備が大学に入学してから中国三大企業の社長になるまでのサクセスストーリーの中に、「諸葛孔明の戦略」「孫子の兵法」「三略」「六韜(りくとう)」などの中国古来の兵法を織り込みながら、“経営戦略”“起業”“人材管理”“マーケティング”などの、ビジネスパーソンに必須の知識が知らず知らずのうちに身につくビジネス小説。それが『水煮三国志』だ。ビジネス書は1万部売れればヒットといわれる中国書籍市場で110万部を超える大ベストセラー。


説明不要ですよね(笑)。

ところどころに知っていることもあるでしょうし、違うな~と思う部分もあるかもしれませんが、「三国志」がベースなのでそのあたりは気にしなくてもいいでしょう。分厚い本ですが1つの章はそんなに長くないですし、たとえ話も出てきて読みやすくなっています。

年末年始に是非お読みください!



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「究極のBtoBマーケティング ABM(アカウントベースドマーケティング) 」を読んだ

BtoBのマーケティングって遅れているイメージがあります。名刺(リード)を獲得して連絡して訪問して・・・という古典的なことしかやっていない。この書籍にもマーケティングと営業のよくあるやり取りとしてそのあたりが書かれていますが、否定するわけではなくて営業さんを理解して全社で効率的なマーケティングをするにはどうすればいいのか?という内容になっています。

AMBという新しい概念と現状の問題に紙面が多く割かれていますので、AMBとは何ぞや?という人にピッタリの書籍だと思います。

※日経BP社様から本をいただきました。ありがとうございます。

ABMの定義など

全社の顧客情報を統合し、マーケティングと営業の連携によって、定義されたターゲットアカウントから売り上げの最大化を目指す戦略的マーケティング (P.15)

こうなっています。
マーケティングと営業の連携、ターゲットアカウントの定義、戦略的なマーケティングと聞くとどこかで聞いたことがあるように思いますが、こちらを読むとよりわかりやすいです。ちょっと長いですが引用します。

 ABMはその名の通り「マーケティング」です。そのマーケティングの設計思想に営業視点を入れたものなのです。
 たとえて言うなら、一つの湾のような巨大な養殖イケスの中に船を入れ、養殖している魚の中から獲りたい魚だけに銛を打つようなものです。こうすれば、外洋を走り回るような効率の悪さもなく、必要とする質の魚だけを収穫できます。
 つまりABMを実施するのは必ずイケスのような仕組みが必要です。それがデマンドセンターなのです。デマンドセンターが無く、デマンドジェネレーションの経験もナレッジの無い企業がABMに取り組むのは不可能だと私が考えているのは、これが理由なのです。 (P.71)

漁師に頼るのではなく、マグロしかないイケスを作るのではなく、自分だけが漁をすることができる専用の海を持つということですね。そうすれば、イケスを作る技術(マーケティング)も活きますし魚を獲る漁師の腕(営業)も活きます。どっちが良いというわけではなくて長所を活かして共存する。これがABMのようです。

第1~3章:ABMの成り立ち・概念など

前述のようなことが書かれています。なぜ必要なのか、どんな概念なのか、どういった企業にあっているのか、などです。イントロ的な章なのでABMを初めて学ぶ人はここをしっかり読んでおくとよいと思います。CRM・SFA・MAと別物ではなくて利用するということも書かれています。

第4章:ABMが効果を発揮するところ

「引き合い依存」からの脱却、新規顧客の獲得・新市場への参入支援、に効果的であると書かれています。

すでに取引がある場合は「引き合い」で何とかなっていても、新規開拓をしようと思うと接点がないので何もできなくなってしまいます。手持ちの名刺に当たりしだい接触しても相手のブラックリストに載ってしまうだけですし。得意先の成長に依存せずに自分たちの力で開拓する力をつけるためにABMはもってこいのようです。

第5章:バトルドクトリンを変える

歴史が好きな人はとっても面白い章です。バトルドクトリンとは戦闘教義のことで得意技とか勝ちパターンのことです。

「マケドニア・ファランクス」、「レギオン」、「騎馬3軍団編成」といった言葉にピンと来た人には伝わりやすいと思いますので、ABM導入を理解するためにはここから読んでみてもいいかもしれません。逆に詳しくない人は飛ばしても問題ないと思います。

第6章:デマンドセンターの整備

ここがABMの肝です。ここを整備せずには何も動きませんので面倒でもちゃんとやっておかないといけない部分。

・マーケティングの基本設計
・そのマーケティングを行うことを企業戦略としてトップマネジメントが承認し、社内に宣言する
・基本設計を時系列に並べ、いつ、どこでどのようなツールと、どのようなスキルを持った人材がどのくらい必要かを拾い出す
・以上を事業計画に落とし込み、その実現のために必要な予算を確保し、実行する (P.148)

ABMってのがいいらしいから導入しよう!って騒いでもダメということですね。今までの勝ちパターンで上手くいきそうにないとなったときに、どのパターンにすれば良いかを考えて会社方針として発表する、あとは必要なリソースを整えて実行するという流れです。

会社全体に影響があることなので、テスト的に・・・と初めても部署間にまたがる連携ができずに「また効果なかったよね」となって終了です。

新たな取り組みなので効果が出るまでに時間がかかることを考えて、先手を打って準備しておきたいところです。

第7,8章:ABMで具体的にやることと流れ

最期の2つの章でやっと具体的な流れになります。それだけ概念と準備が必要ということになります。

実際に始めてみるとここに書かれていることだけでは不足しているように思いますので、それぞれの関連書籍を読むか今後出てくるであろうABM関連書籍を読んだりセミナーに参加して補ったほうが良さそうです。持っている名刺などのデータ量にもよりますが、書籍を読んだ限りではどれだけ早くても半年、そこそこ早くて1年はかかりそうなので、理解の部分は今のうちに済ませておきたいところです。


右肩上がりで成長していた時代も終わりましたし、少子高齢化で日本の状況は大きく変わっていますので、今までのやり方を根本から見直すタイミングだと思います。そんな時ヒントになる書籍なのでいざという時に備えて読んでおきたいですし、導入しなくても考えはとても参考になりますのでマーケティングに関わっている人は読んでおくべき本ですね。



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2017/1/19(木)、名古屋 「Webサイト解析ワークショップ」でお話をします。

Webサイト解析ワークショップ

来年の1月ですがWebサイト解析のワークショップを行います。

サイト改善のプロがどのように進めていくのかを全て、実際にクライアント企業を設定し、アクセスデータや運用方法などを基にお伝えします。ありがちな設定ミス、リスティング広告の効果的な運用方法、SEOの基礎などのベース部分からコンテンツ作りなどのサイトを伸ばすための施策をお話しし、後半ではある程度結果が出てからどうするのかをディスカッションしながら考えていく実践的で多くの小規模サイトでも応用できる内容となっています。

実際のWebサイトを改善していった経緯を説明し、そこからさらに伸ばすためにどうするのか?を考えていく内容です。

■小規模サイトの担当者さんに来てほしい

小規模サイトですと予算も少ないですし情報も不足していてなかなかうまくいかないことが多くなります。しかし、定番の失敗とそうならないための方法を知っておけばちゃんと結果がついてくるんですよね。知っているか知らないかの差です。

世の中に流れてくる情報は大規模サイトや先端の情報ばかりですので、このセミナーで基礎的な部分を学んでいただければと思います。

■お申込み・お問い合わせ

Webサイト解析ワークショップのページから公益財団法人あいち産業振興機構様にお問い合わせください。

定員が10名ですのでお早めにお申し込みください!

iPhone7とWin8.1でiTunesが動作を停止してしまう場合の対処法

iPhone7に機種交換したのでバックアップしておいたものを復元しようとしたらiTunesが落ちるという現象が発生。iTunesのバージョンを上げたりiOSのバージョンを最新にしてもダメでちょっと困っていたんですが、解決方法が書いてあるサイトを発見。

「iTunesは動作を停止しました」を治す方法 – 某氏の猫空
ここに書かれている方法の「その2:環境変数の「Path」に以下を追加する」で見事解決!

分かりづらいところもあったので補足です。この部分。
Psthの編集

ここで既にあるものを消してしまうとダメなので、「;(セミコロン)」を一番後ろに追加してから元記事にあるものをコピー&ペーストしてください。こんな感じ。
セミコロンで区切る

これで再起動したらiTunesが落ちることがなくなりました。

【注意!】Googleタグマネージャーのコンテナスニペット(タグ)の設置方法が変わりました。

GTM_container-snippet

Googleタグマネージャーのコンテナスニペット(タグ)の設置方法が変わりました。
Quick Start Guide  |  Google Tag Manager for Web Tracking  |  Google Developers

head内のできるだけ上に設置するものと、今まで通りbodyの直下に設置するものの2つに分離されています。今までのようにbodyの直下だけではなくなっているのでご注意ください。

未検証ですが現状で考えられることを書いておきます。

■head内ではどこに置くのがいいのか?

運営堂のサイトではGoogleさんの言う通りにheadの真下に設置してみました。これで問題なく動作していますが、Google アナリティクスを使っている人ならこの位置に置く別のタグがあることもご存知ですよね。

そう、ウェブテストのテストコードです。

こいつが下の方にあるとページの振り分けが遅くなってしまうので、ウェブテストをする時はこれを一番上にする。つまり、Googleタグマネージャーのタグはウェブテストをする時はheadの真下で、ウェブテストをする時はテストコードの下。

計測だけを考えるのならこれで良さそうですが、Webサイトって見ることができないと意味がないので作る側の都合も考えないといけません。

そんなわけでグランフェアズの藤田さんに聞いてみました。

制作で言うと、ページによって設定を変える必要があるものと、変える必要がないものは分かりやすく分けておきたいという思いがあります(ページ数が多くなっても、設定忘れが起きにくいor プログラム化しやすい)。

headの上の方はページによって変わるもの、下の方は変わらないもの。とすることが多く、GTMタグは固定なので下の方になります。下の方は、favicon,
rss , css ,jsの読み込みなどで、サイト固有のjsは、見ため(css)に必要なものを読み込んだ後に読み込むため、結果的に一番最後になります。
この「サイト固有のjs」とGTMを別ものとして捉えるなら、faviconの上(下の方の一番上)でもいいかなと思います。が、タグの長さとjsの設置箇所を分ける気持ち悪さを考えると、やっぱり一番下になるかなと思います。

headの上の方、と言う限り、よっぽど「遅くさせない」「落ちない」「不具合は起こらない」自信があるのだろうと思います。が、作る側としては「もし万が一」を考えると、Googleに何かあっても、サイトの表示や動作に支障がない位置(つまりサイトに必要なCSSやJSを読み込んだ後)に入れたいと思うのです。

そりゃそうですよね~。
「設定忘れが起きにくい」というところまで考えるとこうだろうなと。ページが増えていくときにタグ漏れっておきやすいので、制作側が管理しやすいようにしてもらった方が良いと思うのです。

■サーチコンソールの認証は?

新しいGTMタグでも認証できることを確認しました。旧バージョンは確認しておらず・・・。

なんだかんだ言って、サーチコンソールの認証はHTMLファイルのアップが一番手堅い感じです。

■今のタグはどうなる?

新規発行は新バージョンしかないのでこれで設置するしかないです。

問題は既に設置されているタグがどうなるのか?ということですが、記事を書いている時点(16/09/29)では正常に動作しています。しかし、これもいつまで使えるかが分かりませんので、できるだけ早めに移行した方が良さそうです。

と書いておきながら、Googleさんの都合でコロコロ変わることがあるので、切り替えてくれと言われるまではこのままでいいかなと思います。何度も変更したくないですからね。

■面倒なのはWordPressのプラグインだったりASPカートなど

一番困るのはここです。

WordPressのプラグインを使う場合って設置場所とかを考えていなくて「タグだから言われた通りに置いた」って感覚でやっていることが多いんですよね。で、何も考えずに新バージョンに対応したプラグインを入れて重複したり、プラグインをバージョンアップして他のとぶつかってページが真っ白になるなどの現象が発生するかなと思います。

また、ASPのカートなどではhead内を触ることができないことも多いので、そもそも設置自体が無理ということも考えられます。

このあたりは対応待ちということになりそうです。

■タグの仕組み、計測の目的を理解した制作者に判断してもらう

結論としては「タグの仕組み、計測の目的を理解した制作者に判断してもらう」ということになります。

制作方法も日々進化していますし、AMPも出てきてSEO面も考慮しておかないといけないですし、計測方法も計測ツールも進化しています。そして、それぞれが非常に細かい部分の調整が必要になってきていますので、中途半端にやってしまうと全体がパーになることも考えられます。

設置方法が変わったからといって、何も考えずにそのまま対応するのではなくて、関わる人すべてに確認してから設置したいですね。


しかし、こういった変更は日本でもきちんと伝えてほしいものです。

Google アナリティクスのAssistant機能は「今のところは見るだけ」という判断でいいと思ってます。

【速報】Google アナリティクスが知見を導く! Assistant機能を使ってみた | 株式会社プリンシプル
Google Analyticsの本気。AIによる無料アドバイス機能『Analytics Assistant』の衝撃 – BITA デジマラボ

これらの記事は衝撃を与えてますね~。アドバイスツールを提供している会社だったりレポートや分析業務を行うアナリストの仕事がなくなってしまうという話題もちらほら。

私も「この機能ってどう?」と聞かれることがありますが「今のところは見るだけ」という判断でいいと思うと回答しています。その理由などを。

現状は英語限定

日本語しかわからない私のような人間には使えません(笑)。

問題とアクションはセットじゃないと意味がない

例えば「Aという参照元からBというランディングページに来た時のパフォーマンスが落ちている」という問題が出てきたとします。データを詳しく見てみてその通りとなったとすると、次は対策を考えないといけないんですがそこまでは教えてくれません。これって「現状報告だけで何をすればいいのかわからない分厚いレポートは不要」という話と同じですよね。

何をすればいいのかを教えてくれるようになるまでは、参考程度に見ているだけでいいと思います。

なんでそうなるの?と聞かれるはず

レポートを作成して提案した人なら経験があると思いますが、「なんでそうなるの?」「本当にそうなの?」って必ず聞かれますよね。その時にGoogle アナリティクスさんがですね・・・と話しても現状では納得してもらいづらいはずです。AIが浸透してAIが言うことが確かっぽいという認識が世の中(企業)に浸透するまでは説明しないといけなくて、結局やることは今までと変わりません。

根拠を示すデータをたくさん出すことになる→分厚いレポートはいらん→減らすとなんで?と言われる・・・の繰り返しです(笑)。

今と変わらないのでレポートのネタに困った時に見る程度で良いでしょう。

でも、進化の過程は見ておかないといけない

「今」は参考程度で良いでしょうがこの先はどうなるか分かりませんよね。膨大なデータがGoogleに集まっているわけですから、それをAIに学習させたときにはとんでもないものが出てくるかもしれません。

多少なりともGoogle アナリティクスを使っていて分析的な業務をやっているのであれば、様々なサイトでAssistant機能を使ってどのようなところを指摘してくるのかを知っておかないといけないですし、機能のアップデートをも追っかけておかないといけないです。ボケっとしていたら抜き去られていたでは恥ずかしいです。

中国の三国時代に呉で活躍した呂蒙もこう言ってます。「士別れて三日なれば、即ち更に刮目して相待すべし」。


10年ほど前にリリースされたGoogle アナリティクスはバグも多く機能も少なくてツールとしては不完全でしたが、逆に言えば10年でここまで来てしまったわけです。その進化を体感している人であれば、何をすればいいのかわかりますよね。